イルカも遊ぶの?― 子どもの「遊ぶ権利」ってなんだろう

みなさんは、遊ぶことが好きですか?

おにごっこをしたり、ゲームをしたり、絵をかいたり。好きなことに夢中になっていたら、「もうこんな時間!」とびっくりしたことがある人もいるかもしれません。

では、イルカはどうでしょう?                                                                             実は、イルカも遊びます。

名古屋港水族館のイルカたちにも、それぞれ好きな遊び方があるようです。                                                                                        バンドウイルカの「セナ」は、おもちゃを口にくわえたり、背びれに引っかけたり、口先で押したりして遊びます。                                                                         「ウィニー」と「ラッキー」は、氷がお気に入り。氷を口に入れたり、プールの中の氷を集めたりして遊ぶこともあるそうです。 イルカたちも、それぞれ好きな遊び方があるんですね。

ところで、みなさんは、「遊んでばかりいないで!」と言われたことはありませんか? もちろん、勉強したり、お手伝いをしたりする時間も大切です。

でも、遊ぶ時間だって大切です。

実は、子どもたちのためにつくられた世界の約束事「子どもの権利条約」には、子どもには「休んだり、遊んだりする権利」があると書かれています(第31条)。                                              遊ぶことは、悪いことでも、むだなことでもありません。                                                                                                  遊びは「勉強が終わったらもらえるごほうび」ではありません。                                                              遊ぶことは、子どもがもっている大切な権利の一つなのです。

好きなことをして遊ぶ時間。                                                                                                              ほっとひと息つく時間。                                                                                                             何もしないで、のんびりする時間。                                                                           そんな時間も、子どもにとって大切です。

名古屋港水族館に行ったら、かっこよくジャンプするイルカだけでなく、イルカたちがどんなふうに過ごしているのかにも注目してみてください。

そして、「自分は、どんなふうに過ごしているときが楽しいかな?」と考えてみるのもいいかもしれません。                                                         好きな遊びも、好きな過ごし方も、人それぞれ。                                                                     遊ぶことも、休むことも、子どもがもっている大切な権利です。

   

参考文献

名古屋港水族館「Let's play!」(2026年5月24日)

Let’s play!|研究・教育|名古屋港水族館ホームページ<公式>

様々なイベントやプログラムを通して、海の生き物の生態や進化の秘密を発見できる名古屋港水族館の「スタッフコラム」ページで。約508種を超える世界中の海の仲間たちが、…

名古屋港水族館「セナの遊び時間」(2025年12月29日)

セナの遊び時間|研究・教育|名古屋港水族館ホームページ<公式>

様々なイベントやプログラムを通して、海の生き物の生態や進化の秘密を発見できる名古屋港水族館の「スタッフコラム」ページで。約508種を超える世界中の海の仲間たちが、…

 

名古屋市子どもの権利擁護委員 谷口 由希子