8月30日になごもっか活動報告会を行いました!
ゲストには、バレーボール元日本代表選手の益子直美さんをお迎えしました。
「監督が怒ってはいけないバレーボール大会を開催した理由」という題でお話をしていただきました。 まず驚いたのは、益子さんが、当時バレーボールが好きではなかったということです。失敗すると監督に激しく怒られ、時には叩かれることもあり、その結果、チャレンジすることができなくなっていったそうです。「人は怒られ続けると、自分で考えることをしなくなる」という話は、多くの大人たちに知ってもらいたいと思いました。そのような体験から、子どもたちにはスポーツを楽しんでほしいと考え、「監督が怒ってはいけないバレーボール大会」を始めたそうです。
この大会では、益子さんが怒っている監督を見つけると、「今、怒ってましたよー」と声をかけたり、バツ印のついたマスクを監督に着けてもらったりします。益子さんは、監督や大人たちに「怒られない環境がどんな良い変化をもたらすのか」を実感してほしいと話していました。大会を始めた当初は反対意見もあり、悩んだそうですが、今では応援してくれる声や一緒に活動してくれる仲間も増えたそうです。益子さんも続けてよかったと喜んでいました。
益子さんによれば、「怒りはなくすことはできない」とのことです。だから「怒りをうまくコントロールする方法(アンガーマネジメントと言うそうです)を学ばなければならない」と言われていました。例えば、怒りそうになったときは、6秒間頭の中で数えるクセをつけると良いそうです。
みんなも、イライラして怒りそうになったら、ぜひ試してみるといいよ。
他にいい方法があったら、なごっもっかに教えて下さい。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
たくさんの質問や意見をもらいましたので、今後、ウェブサイトやXでお返事したいと考えています。待っていてくださいね。
名古屋市子どもの権利擁護委員一同

