名古屋市立高校の生徒のみなさんへ「学校安全についてのアンケート調査回答のお礼と調査結果について」

2025年10~11月に、市立高校の生徒のみなさんを対象とした「学校安全についてのアンケート調査」を実施しました。オンラインで269人の生徒のみなさんから率直な声を寄せていただきました。ご回答いただき、本当にありがとうございました。

アンケートの結果から、多くの生徒のみなさんが、市立高校の施設・設備の安全・安心に不安や不満を抱えていることが明らかになりました。その中には、体育館や実習室などに冷房(エアコン)が設置されていないため、熱中症になりかけた、あるいは実際に体調を崩したという切実な声もありました。

また、こうした不安や不満が、学校の先生たちに十分伝えられていない現状も見えてきました。「名古屋市や学校にお金がないから言っても無駄だと思う」と考えている生徒も少なくありませんでした。なごもっかは、生徒のみなさんのあきらめの気持ちによって、学校内の危険な状態が放置されてしまうことを非常に深刻な問題だと考えています。

なごや子どもの権利条例では、子どもたちに「安全に安心して生きる権利」や「主体的に参加する権利」があることが約束されています。しかし、名古屋市立高校では、生徒のみなさんのそうした権利が十分に保障されているとは言えない状況にあるのではないかと心配しています。

アンケート調査の結果を受け、子どもの権利擁護委員は、生徒のみなさんの安全・安心について特に心配な状態にあると思われる高校3校を訪問して、また1校については電話で、先生方に状況の確認を行うとともに、必要な改修を行っていただくことをお願いしました。そのなかで今年度末までに実習室のエアコンの設置が進められていることや、すでにエレベーターの改修が行われたことを確認できました。その一方で、生徒だけでなく教職員からの強い要望がありながら、一部トイレの改修や体育館へのエアコン設置などについて見通しが立っていないこともわかりました。また、学校訪問の際に、アンケート調査への回答では書かれていませんでしたが、非常に危険と思われるところも見つかりました。

なごもっかとして、アンケートで寄せられた生徒のみなさんの声を教育委員会にしっかりと伝え、市立高校の施設・設備の安全・安心を確保するための対応をより早く進めてもらえるよう強く求めていきたいと考えています。今後の教育委員会とのやりとりなどはなごもっかのwebサイトにてお知らせします。

アンケート結果(PDF)をご覧ください。

名古屋市子どもの権利擁護委員一同